センター街、スクランブル交差点

<渋谷の代名詞 スクランブル交差点>

渋谷という街の特徴を思い浮かべて下さいと聞かれたら、どういう印象をお持ちですか?スクランブル交差点や忠犬ハチ公、道玄坂にスペイン坂、センター街に、あと109とか東急文化村とか・・・皆さんほぼ同じ場所を想像すると思います。あまりにメジャーすぎてその印象が強すぎますよね。

JRハチ公口を出ると、すぐ目前に現れる大型LEDビジョン。そこからスクランブル交差点を映し出しているQFRONTからの眺めは、東京のお天気映像などで頻繁にテレビで流れているので、皆さん馴染みがあると思います。実はこの映像、毎日世界各地にも発信されています。

日本にはスクランブル交差点が数多くあれど、その圧倒的な歩行者の数からいって渋谷を表す代名詞というべく定着し、休日ともなると多くの人でごった返します。思い思いの方向を目指して歩いているのに、まずぶつかるという事はない。実際その場を歩いているとそうでもないのですが、改めて映像でみると行き交う人々の波は凄まじいですね。もはやここは東京の観光スポットの一つとなっていて、外国の人もカメラ片手に驚きの光景のようです。そしてワールドカップ開催の時は、若者達の屯する場所となって占領されてしまいます。駅前の待ち合わせの目印として、西口広場にある緑の東急車両(通称:青ガエル)や、モヤイ像(※5)などもしっかりと存在感を出しています。

<一世を風靡したセンター街>

1990年代後半、センター街(バスケットボールストリート)を闊歩していたアムラー世代(※6)は、テレビで紹介されない日はないほどの流行を生みました。その頃から右も左も若い人達で埋め尽くされ、一種の溜まり場のような状態でした。かつての宇田川を暗渠としたメインストリートであるセンター街は現在、若者が入り浸るイメージを払拭し、安心安全であるまちづくりを目指してイベントも開催されています。

子供の頃より慣れ親しんだ街で歩き慣れてはいるものの、改めて歩いてみると個性の強い街だなぁと感心してしまいます。良い意味で刺激を与え続けてくれている、そんな気持ちにさせてくれました。

※5 渋谷駅だけでなく、蒲田駅東口にも存在する。
※6 歌手:安室奈美恵のヘアスタイル、メイク等をそっくりに真似たファッションをした人々のこと。ミニスカート・厚底ブーツ・茶髪ロングヘアが大流行。時を同じく女子高生の間でガングロ、ルーズソックスが流行り、一般に“コギャル”といわれた全盛期があった。